世界の旅行動向(2022年度:第4四半期レポート)
2022年度第4四半期の結果は、出張の再開を示すものとなりました。旅行業界のすべての点で、需要と供給の問題があったにもかかわらず、企業渡航やレジャー旅行の復活を表した回復の年と言えます。
航空会社の提供座席数は2022年には2021年の2倍になり、新型コロナウイルスの検査や検疫措置が解除されたことで世界中の乗客へ門戸を開き、2022年第4四半期にはオンライン会議やハイブリッド会議を計画する人々の数が75%減少しました。
企業旅行業界の長期的な予測には少しデータが足りませんが、会議やイベントを含む旅行需要、市場の活気、持続可能性への注目が増加していることが読み取れます。
このレポートの要点:
- 世界の航空座席数は、2021年第4四半期比で18%増加、2019年第4四半期比では13%の減少。
- 航空機燃料は1バレル当たり131米ドル、2022年のピークだった175米ドルから44米ドルの減少。
- ホテルの平均宿泊料金(ARR)は2019年比で、北米が11%増加、オーストラリア/ニュージーランド2地域が6%増加。
- 2023/2024年の対面式会議・イベントの予約が大幅に増加。
中でも持続可能性や統合技術、多様性/平等性/包摂性に焦点を当てたイベントが顕著。
お客様の地域における航空運賃やホテル代はどうなっているのでしょうか?
このレポート得られる考察や洞察をもとに、来年度の出張計画と予算の準備をしましょう。FCMの出張データ、Cirium社の航空データ、STR社のホテル情報を含む本レポートは、バックオフィスおよび出張担当者に有意義なものです。
こちらでは以下のような洞察を含みます。
- 国別、主要都市間における航空運賃の動き
- 各地域のホテル料金の動きに関する詳細
- 今後12ヶ月間のホテルや航空会社との契約に関するアドバイス
- 今後12ヶ月間のホテル料金の動向に関する洞察