世界の出張動向
2023年度:第3四半期レポート
今年の年末にかけての大きな話題は、航空会社の座席提供数についてです。
2023年の最終的な座席供給数は2019年(コロナ前)比でわずか-2.2%になると予測されており、2024年第1四半期には世界中の航空会社が2019年同時期比で7180万席(+5.3%)を増加すると予測されています。
この増加は北米やアジア、ヨーロッパや中東、アフリカなど各地域での好調な回復に後押しされた結果です。
APACは中国の国境開放に伴い、過去6ヶ月で大きな変化が見られました。現在、2024年に向けて提供される座席には明るい未来が見られますが、一部の航空会社では2024年の航空会社スケジュールに対してまだ保守的な見解を示しています。
Felicity Burke, Director of FCMコンサルティング, APAC
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2023年6~9月の要点
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世界の搭乗率は上昇傾向にあり、84.6%を記録
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世界的インフレで、2024年の航空運賃は3~7%上昇する見通し
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世界的経済や情勢安定を前提に、2024年には出張の増加が予想