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オーストラリア証券取引所での発表について
2023年7月20日
Flight Centre Travel Groupが利益予想を上方修正
FLIGHT Centre Travel Group(以下、FLT)は本日、2023年度の利益予想を上方修正しました。
FLTは現在、取引データに基づき、2023年6月30日までの12ヶ月間の基礎的な利払い・税引き・減価償却・償却前利益(EBITDA)は2億9500万ドルから3億500万ドルになる見込みだと予想しています。
この中間数値である3億ドルは、次のことを意味します。
- 前回の予想(2億7,000万ドルから2億9,000万ドル)より7%の上昇
- 2022年度の損失1億8300万ドルから4億8300万ドルの改善
2023年度の取引高(TV)は約220億ドル程度となる見込みで、前年度(103億ドル)から約115%増加し、2019年度(237億ドル)に次いで2番目に好調な通期業績となります。
FLTのグローバル・コーポレート・トラベル事業は引き続き好調を維持し、2023年度は過去最高の総取引額(TTV)を記録し、コロナ前の水準へと回復しました。
2023年度の出張事業部門の取引高は110億ドルに達する見込みで、これは同事業が過去に記録した89億ドル(19年度)を20%以上も上回る成長率となります。
これには以下の要因が関係します。
- 新型コロナウイルスに係る制限の緩和による、顧客活動の再活発化
- FCMとコーポレート・トラベラーの両ブランドがコロナ禍に獲得した数十億ドル規模の新規口座
2023年度のレジャー旅行におけるTTVは、下半期(H2)の力強い回復を受けて、100億ドル規模になると予想されています。
全体として、レジャーおよび出張の両事業において需要が堅調に回復し推移していることに満足しています。
出張事業部門においては、営業チームの拡大や新規口座の大量獲得、革新的な新プラットフォームと新商品の導入など、将来に向けた大規模な投資を行いながら過去最高のTTVを達成することが出来ました。また、、競合他社およびこれまで管理対象外であった顧客から大量の新規契約を引き続き獲得していくことで、売り上げが増加していくものと考えています。
レジャー部門では、強力なブランド力、強化された効率的で生産性の高い企業体制、多様性のある事業としてコロナから脱却しつつあります。
2023年度下期にはScott Dunn社を買収し、ラグジュアリー・トラベルにも投資をし、高級感があり満足できる魅力的なレジャー分野での存在感を高めています。
オーストラリアのような大規模で重要な市場において、アウトバウンド旅行が一貫して伸びた過去からも明らかなように、今後の見通しとしては、レジャー旅行者は休暇や体験をより優先させていく傾向が続くと思われます。FLTマネージング・ディレクター:Graham Turner
FLTは8月30日(水)に23年度の監査済み決算を発表する予定です。
FCMについて
FCMは世界最大級の旅行管理会社(TMC)です。多くの有名ブランドやFortune 100企業およびFTSE 100企業など、国内外の何千もの企業から厚い信頼を寄せられています。世界100か国以上において24時間365日体制でサービスを提供する私たちは、俊敏かつ柔軟な技術でお客様のニーズを先取りし、現地に精通した専門チームによるきめ細かいサービスで、究極の出張体験を提供しています。
オーストラリア証券取引所(ASX)上場企業であるFlight Centre Travel Group(FCTG)の主力出張ビジネス部門として、FCMは市場の最適料金、独自の付加価値特典、独自のソリューションをお届けすることが可能です。
旅行テクノロジー分野の先駆者として知られる同社は、「業界初」のカスタマイズされたエンドツーエンドのユーザー体験を特徴とする新しいオムニチャネルプラットフォーム、従来のOBTの革新的なオプションであるFCMブッキングなど、独自の顧客ソリューションを発表し続けています。
旅行管理サービスの他にも、FCMコンサルティングやFCMミーティング&イベントなどの専門サービスも提供し、お客様の幅広いニーズにお応えしています。
www.fcmtravel.comから「まだ体験したことのない境地」へと、皆さまをお連れします。
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Gursheel Dhillon(Regional Public Relations & Communications Manager
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