プレスリリース
FCMコンサルティングがCAPAと提携し、業界初のサステナビリティに関する洞察を顧客へ提供
2023年6月26日
5,000社を超えるグローバル企業が「Science Based Targets initiative(SBTi)」に署名し、気候変動対策に関するさまざまな措置をとることを約束している中、多くの人が出張を決定する際に今までの優先事項であったコストに加えて環境への影響を重要視しています。
FCMコンサルティングはお客様へと更なる付加価値をお届けすべく、航空・旅行業界の分析企業として最も信頼されているCAPA(Centre for Aviation)社とそのパートナーであるEnvest Global社と協力し、出張計画における環境配慮への取り組みを支援する、業界初となる新たなアプローチを発表しました。
FCMのサステナビリテ専門チームは、CAPA社から得られた知見と、FCM独自の手法を組み合わせた業界初のサービスを開始します。
このサービスは、CAPA社の「Envest Airline Sustainability Benchmarking Report(航空会社サステナビリティ・ベンチマーキング・レポート)」から得られた知見に基づく、サステナビリティ計算で一般的に使用される従来のCO2e計測法を凌駕するものです。
FCMは現在、10個以上の「サステナビリティパラメータ」を組み込んだ航空会社を比較できるランキングデータにアクセスできる唯一のグローバル出張管理会社であり、CAPAによって排出量に関する業界唯一の正確な情報源として航空会社とその取り組みが「ネットゼロ」に移行する際のベンチマークとして見なされます。
企業がサステイナビリティ関連の出来事に詳しくなるにつれ、FCMは業界自身が歩調を合わせる必要があることを理解しています。FCMコンサルティングのサステナビリティ・リーダーであるGlenn Thorsenは、TMC(旅行管理会社)は旅行の影響について、より深くより正確な分析を行い、測定可能な利益を提供する必要があると考えています。
「サステナビリティが最重要課題となっている今、私たちはCo2排出量測定と報告の進化において一歩先を行くことで、お客様が出張プログラムを最大限に活用し、目標を達成できるよう支援します。この急速に発展する分野では、信頼性の高い監査済みの報告書から引き出された独立した評価を受けた業界データにアクセスできることが重要です。グローバルな航空会社の持続可能性評価システムを利用できることは非常に貴重であり、当社のお客様へサステイナブルな出張をサポートする強固なサービス力を更に向上する基礎となります。」とThorsenは述べています。
FCMのお客様はScience Based Targets(温室効果ガス排出削減目標)の様な既存のサステナビリティ指標の質や一貫性に影響することなく、航空出張戦略においてより多くのサステナブルパフォーマンス指標を活用できるようになるという利点があります。
この情報は、現在の出張方針にマクロレベルで適用可能な新しいサステナビリティデータを重ね合わせることで今の出張レベルの計算を状況によって適用したり、新たな指標からパフォーマンスの高い航空会社に予算を振り分けたりする方法と比較して、より幅広い戦略的決定を可能にすると同社は考えています。
CAPA社の出張部門でGlobal Content & Marketing Directorを務めるMarco Navarria氏は次のように述べています。
「CAPAとEnvest Globalは、世界最大の航空会社の環境維持パフォーマンスについて客観的でデータに基づいた評価を提供し、業界の主なステークホルダーにとって唯一の真実の情報源となることを約束します。この専門知識をFCMに提供し、そのお客様に提供するサービスを向上させることができることを嬉しく思います。CAPA/Envestの航空会社サステナビリティ評価システムの使用は、各航空会社のサステナビリティパフォーマンスを他と比較して評価しランク付けするもので、企業がプロジェクトに関する情報に基づいた意思決定を行う際に有益です。『ネット・ゼロ・エミッション』を達成するという業界が期待する本質的な目標は、信頼できる情報源からの信頼できるデータ、ベンチマーキング、分析によって成り立つのです。」
CAPA-EnvestはCO2eの指標と共に、航空会社のネットワークと活動全体における排出量に関するサステナビリティパフォーマンスについて独立し一貫した分析を提供します。
旅客CO2e/RPK(旅客キロ)、旅客CO2e/ASK(座席キロ)、旅客負荷率、サステナブル航空燃料利用率などの主要指標を透明化することで、サステナビリティを重要視する航空会社の比較や提携会社の決定をより適切に行うことができます。
FCMコンサルティングについては、こちらからご確認ください。
FCMについて
FCMは世界最大級の旅行管理会社(TMC)です。多くの有名ブランドやFortune 100企業およびFTSE 100企業など、国内外の何千もの企業から厚い信頼を寄せられています。世界100か国以上において24時間365日体制でサービスを提供する私たちは、俊敏かつ柔軟な技術でお客様のニーズを先取りし、現地に精通した専門チームによるきめ細かいサービスで、究極の出張体験を提供しています。
オーストラリア証券取引所(ASX)上場企業であるFlight Centre Travel Group(FCTG)の主力出張ビジネス部門として、FCMは市場の最適料金、独自の付加価値特典、独自のソリューションをお届けすることが可能です。
旅行テクノロジー分野の先駆者として知られる同社は、「業界初」のカスタマイズされたエンドツーエンドのユーザー体験を特徴とする新しいオムニチャネルプラットフォーム、従来のOBTの革新的なオプションであるFCMブッキングなど、独自の顧客ソリューションを発表し続けています。
旅行管理サービスの他にも、FCMコンサルティングやFCMミーティング&イベントなどの専門サービスも提供し、お客様の幅広いニーズにお応えしています。
www.fcmtravel.comから「まだ体験したことのない境地」へと、皆さまをお連れします。
CAPA(Centre for Aviation)社について
CAPA(Centre for Aviation)社はAviation Week Networkグループに属し、世界の動向を網羅する独立した航空市場情報の分析およびデータサービスの主要プロバイダです。1990年に設立されたCAPA社は、航空業界とサプライヤー企業が情報を入手し、業界のリーダーたちとつながり、変化を促す発想を得られるように設計されたプラットフォームを使っています。同社が開催するグローバルな経営層および法人向けの対面式およびオンラインサミットや講義には、エグゼクティブレベルの講演者、出席者、世界の民間航空業界の主要関係者が集まります。航空市場を理解することは、CAPA会員、クライアント、パートナーに比類ないレベルの専門知識と洞察力を提供するとともに、同社の大きな強みであり情熱です。メンバーシップやイベントの詳細については、centreforaviation.comをご覧ください。