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FCMコンサルティング
2022年第3四半期の傾向トップ5
出張が回復し、かつての状態に戻るかどうかを私たちは心配しながら見守っています。しかし、耳にしたことがあるかも知れませんが、私たちは元に戻るのではありません。どこか違うところに行こうとしているのです。この「新しい基準」は無数のチャンスに満ちている一方、生まれ変わった業界の成長痛をも含んでいるのです。
FCMコンサルティングは、第3四半期から2022年までの最新データをまとめ、出張に携わる人々への包括的で洞察に満ちたグローバル動向の報告をお届けしています。予約や出張における動向とデータから得た情報にCirium社の航空データを加えて、2022年第3四半期の全体的な報告と今後の予測を行いました。
傾向のトップ5
1. 航空会社の平均座席予約率が2019年の82%水準に。
総座席数は2019年の水準に比べて13%減に留まり、空席率が改善し安定的に上昇していることを示しています。一方で、2022年の間に9,460万席が欠航となった点も注目すべき点です。
2. 北米が航空の回復を先導、2019年比で94%の座席数
北米では現在、コロナ前と比べて国内線が94%、国際線が69%の水準まで回復しています。僅差で2位が中東・アフリカで国内線が85%、国際線が94%の水準となりました。
3. 2023年の宿泊料金は平均7%($15)上昇の見込み
ほとんどの旅行市場は急速に回復し、2019年の水準同等かそれを上回る回復を示しています。ホテルの稼働率が上昇したものの、それにあわせて料金も上昇しました。
4. 需要回復に対するスタッフ不足、便数の減少
米国の航空会社は2022年5月以降、21,000便以上をキャンセルし、ルフトハンザ航空は2022年7月と8月に3,000便以上をキャンセルしています。予測外の事態に計画を立てましょう。
5. お客様の声: 「二酸化炭素排出量を抑えよう!」
78%のお客様が自社のサステナビリティ・ポリシーを持っていて、30%のお客様が出張に関するサステナビリティ戦略を有しています。
一方、回答者の47%が「サステナビリティにどのように取り組めばよいか、まだわからない」と回答しています。
これは氷山の一角に過ぎません。このレポートでは、さらに多くのデータや考え、そして行動を起こすための洞察をご覧いただけます。
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