地域密着型出張サービス（Snap-on）
はじめに
Snap-onについて
Snap-onは、1920年に米国ウィスコンシン州で設立されました。90年以上にわたる技術革新と挑戦そして開発を経て、現在では世界最大級のプロ用工具・機器メーカーとなりました。「S&P500社」のひとつであるスナップオンは、1941年にニューヨーク証券取引所に上場しました。同社は、対象となる応用分野において、世界トップクラスのブランドを複数所有しています。販売網は150以上の国や地域をカバーし、その製品は世界的に有名です。
ニーズ
当時のSnap-onは中国全土の出張サービスを統合していなかったので、管理の品質が安定していませんでした。その改善の為、中国全土の出張サービスを統合できる専門の管理会社を必要としていました。そこで、スナップオンが選んだのがFCMのサービスでした。
ソリューション
個人化された、日々のサービス
FCMは、Snap-onにおける各社員のニーズや好みを総合的に把握し、一般的なサービスとは異なるパーソナライズ（個人化）されたサービスを提供するために、専属のトラベルコンサルタントを配置しています。特にVIP層に対しては、専任のトラベルコンサルタントが、優先席の選定や食事の選択、マイレージカードのポイント加算・交換など、あらゆるニーズに対応した付加価値サービスを提供しています。これらの優れたサービスは、柔軟かつ納得がいく価格で提供されます。
Snap-on中国の各支店に提供するサービス
Snap-on中国は、商社と工場で構成されています。各支店には、予約担当者がいます。FCMのサービススタッフは、その担当者の予約習慣やニーズに合わせ、サービスの質を落とすことなく適応します。旅行サービスの選択と提供には、Snap-on中国の経営陣による強いこだわりがありました。FCMは当初、Snap-on貿易（上海）社とその北京事務所にのみサービスを提供していました。しかし、FCMが提供するサービス品質が安定していることを確認したSnap-onは、昆山工場や浙江工場にも徐々にサービスを導入し始めたのです。
定期的な出張報告書とフォローアップ
FCMのアカウントマネージャーは四半期ごとに出張報告書を送り、定期的にSnap-on中国の管理チームに分析提案を行います。また、定期的なフォローアップ訪問を通じて、同社と良好な関係性を維持しています。もしも何か意見の不一致がある場合、FCMアカウントマネージャーは直ちに問題を調査し解決するために行動を起こします。
結果
FCM中国は、2005年4月にSnap-on商事（上海）、2006年1月にSnap-onアジア製造（昆山）、2011年6月にSnap-onアジア製造（浙江）の北京オフィスへのサービスを開始しました。
この10年間、FCM中国は、Snap-onの中国地域における事業展開に伴い、同社の出張ニーズが継続的に増加していることを目の当たりにしてきました。
両社は良好な協力関係から互いに恩恵を受け続けています。